【SVシングルS3】パルデア式ポリ2軸【最終2001/1210位】

ouncerです。
変なポケモンを使ってたら2000に届いたので記事を書きます。
順位は微妙ですがS1よりは幾分マシか。

構築経緯

ある日サークルの鯖でセグレイブとハバタクカミの両方に受け出せるポケモンを探していたところ、輝石ノコッチが割とやれそうなことが判明。以降こいつをパルデアのポリゴン2と称して2人の先輩と研究を続けた。
究極のクッションたるポリゴン2をパルデアで使うにあたって、一度こいつに引いて相手のテラスタルの様子見をしつつ流すという動きが強力だと思ったので、対面にテラスを切らせる能力に優れており、ノコッチの貧弱さを補って余りあるパワーを持ち、さらにノコッチと縦の相性が良いハバタクカミを採用した。
次に自身がクッションを必要としており、ハバタクカミと攻撃面の相性が良いイルカマンと、搦め手やサーフゴーに強めの身代わりアシッドボムテツノドクガを入れた。
残り二枠にはハッサムやらサーフゴーやらミミッキュやらペリッパーやらいろいろなポケモンが入っていたが、最終的にこうなった。

個別紹介
ノコッチ@しんかのきせき (びびり) テラス:どく

実数値(努力値):
207(252)-90-102(92)-×-116(164)-65
じしん/あくび/ステルスロック/はねやすめ

HD:臆病C252ハバタクカミの眼鏡ムンフォ確定2耐え
HB:上記を満たしたうえで物理耐久最大(特化セグレイブの一致地震+巨剣ほぼ耐え)

この記事で書きたかったことの全てはこいつのことなので長々と書かせていただく。他はおまけ。
かつての万能クッション、ポリゴン2の幻影。技構成はカバルドン。相手を疑う心をきちんと備えている優秀なポケモントレーナーの皆さんは「ノココッチでは駄目なんですか?」「カバルドンでは駄目なんですか?」「ラッキーでは」「デカヌチャンでは」と考えたと思うが、耐久、タイプ耐性、技構成などできちんと差別化できている。例えば前2体はオボンとかいう不安定なアイテム(低乱→高乱に対応できない)を持たないと眼鏡ハバカミのムンフォを2耐えできない。

そうは言ってもカバルドンなどはノコッチとは火力が比較にもならないし、砂での削りや吹き飛ばしなどノコッチには無いものを沢山持っている。しかし、砂は味方のマルスケを潰すなど一長一短だしノコッチは弱点が少ないためテラスタルを切らずとも幅広いポケモンを受けられる。何より顔が弱すぎるので警戒されなかったりへびにらみのイメージが強くあまり欠伸感がなかったりするのだ。差別化点としては十分だろう。多分。

実戦ではクッションとして出してステロあくびしているだけで強かったし、ノコッチで詰める試合もそこそこあった。お互いラス1の対面でハバタクカミやドラパルトに勝ったときは俺こそがポリゴン2だと言う気概を感じた。

技構成はあくび・ステロ・はねやすめは確定として@1にハバタクカミのみがわりを割れるじしんを入れた。なんかドクガをワンパンして面白かった。ノコッチを前にテラスを切るやつはいない。サーフゴーを削るかテラスを切らせてハバタクカミを通したりもできなかない。
結果的に追加効果のある技が無かったので特性はびびりとなったが、ドドゲザンのドゲザンで発動して上を取るなどの活躍を見せた。それ以外では全く役に立たないし、アーマーガアにとんぼをされると2サイクル目以降下からとんぼされるという問題もあるのでもはやにげあしでもいいかもしれない。パッチが勿体ないし。
テラスタイプは弱点の格闘とよく受けるフェアリーを半減できる毒とした。野性でどくテラスノコッチが出るらしいのでテラピも節約できる。これは増田からの解答といってもいいだろう。
当たり前だが、ちょうはつ・みがわり・アンコール・おうごんのからだには無力なので気をつけなければならない。ツツミやキョジオーンのみがわりは当然割れない。
最後に、僕は別にノコッチが好きなわけではない。




・ハバタクカミ@こだわりメガネ (こだいかっせい) テラス:フェアリー

実数値(努力値):
155(196)-×-76(4)-173(140)-156(4)-193(164)
ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/サイコショック

HD:臆病C252ハバタクカミの眼鏡妖テラムンフォ確定耐え
S:最速マスカーニャ抜き

こっちは黒バドの幻影。妖テラムンフォで全てを破壊する。ドラゴンにテラスを強要できるのでイルカマンと攻撃面の相性がよろしい。




・イルカマン@こだわりハチマキ (マイティチェンジ) テラス:みず

実数値※マイティ時(努力値):
175-233(252)-118(4)-×-107-152(252)
ウェーブタックル/ジェットパンチ/れいとうパンチ/クイックターン

脳筋脳筋なのでみずテラス。クッションを必要とするほかジェットパンチでスイープできるのでノコッチと相性が良い。嫌なサーフゴーも上から殺れる。意地なので最速87族と同速・最速ミミッキュサザンドラには抜かれているがそのせいで負けることは無かったのでこれで良かったと思う。ピカチュウレイドのせいかある時期から環境にみずテラスが増えたので通りが若干悪くなった気がする。上の二体も含めて選出画面での見た目のちいかわ感が異常。これにペリカンやらピカチュウのパチモンまでいた時期があるというのだから恐ろしい。




・テツノドクガ@ブーストエナジー (クォークチャージ) テラス:くさ

実数値(努力値):
171(124)-×-80-177(132)-130-178(252)
ほのおのまい/アシッドボム/エナジーボール/みがわり

C:S-1
H:余り

崩し。キョジオーンとかドオーに出してみがわりしてアシボする。おんみつマントやてんねんドわすれとかは厳しい。イルカマンやハバタクカミの補完として優秀な技範囲をしているので使いやすかったが、火力も耐久も足りてない。




・コノヨザル@とつげきチョッキ (やるき) テラス:はがね

実数値(努力値):
217(252)-151(20)-100-×-110-140(236)
ふんどのこぶし/インファイト/いのちがけ/とんぼがえり

H:ぶっぱ
S:準速セグレイブ抜き

全くしっくり来てないポケモン。睡眠耐性が無さすぎて入ってきた。重めのテツノツツミに強くするためのチョッキとイルカマンとの役割集中でヘイラッシャを倒せないこともなさそうないのちがけを搭載している。セグレイブ対面で押すべき技が全く分からなかった。最終日の深夜、こいつの調整を変えるためだけにレンタルを解体して必要分のテラピースを使った(調整が活きることは無かった)。




カイリュー@ゴツゴツメット (マルチスケイル) テラス:みず

実数値(努力値):
197(244)-154-160(244)-×-120-103(20)
ドラゴンテール/じしん/でんじは/はねやすめ

S:準速ドドゲザン抜き

ノコッチが苦手とする格闘やマスカーニャを受ける枠。いわゆるステロドラテコンボができるのでクッション二枚選出もできる。セグレイブやイルカマン、ハッサムを意識してテラスタイプはみずとした。でんじははハバタクカミに入れてこちらのハバタクカミを通すなどの動きを想定して入れた。最後に構築に入ってきた割にノコッチとの仲も良くとても強かったのでやはりカイリューは協調性の高いぽけもんだとおもいました。




戦績


第9世代において4桁レート2000が出るのも今シーズンで最後になるのでしょうか。ノコッチを世に出したかったのでメインは2000に乗った時点で保存し19ちょいだったサブロムに切り替えたのですが見事に溶かしました。根性がないですね。年食って呆けてきているのを感じますが、もうすぐ後輩もできるので剣盾終盤の頃の心を取り戻してもっと精進していきたいです。

終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。ノコッチは別にポリゴン2ではないですが、現在使用率が圏外のポケモンの中ではトップクラスに汎用的でわかりやすい強さを持っていると思うのでカバルドンに飽きたら使ってみてください。それでは。

スペシャルサンクス】
京都大学ノコッチ研究会の皆さん(会長のおきなさん、メンバーのラドゥンさん)
最終日泊めてくださったAIさん
最終日一緒に潜っていたつじさん、ふぁあさん、テンペストさん
Dominion

【剣盾S35シングル】顔圧オーガゼクロム【最終1950/108位】

そうだ、俺はビクティニでもなんでもない……

へ山本だ!!



こういうふざけ方をするのは2000に乗ってからにしてもらいたいものですね。

ouncerです。

剣盾のランクバトルもとうとう(実質)終わってしまいましたね。

一応初1950なので剣盾の振り返りも兼ねて記事とします。



構築経緯

ある日の鯖にて

僕「クラスに友達いないんですよね」

弊会長「ouncerはゼクロムが友達だからw」

僕「」

ということで友達のゼクロムから構築を組み始めた。

次にゼクロムと攻撃面の相性が良い黒馬バドレックスととりあえずザシオーガを入れ、ゼクロムとかゼルネとかザシバドをパクれるメタモンを採用し、ナットだのマシャだのディアルガだのが重かったのでイベルを突っ込んで完成とした。

圧の強いポケモンが多いので選出が読みやすいね!



個別紹介
ゼクロム@いのちのたま (テラボルテージ)

実数値(努力値):
175-202(252)-141(4)-×-120-156(252)
らいげき/げきりん/ダブルウイング/りゅうのまい

顔のいかつい友達。珠じゃないとゼクロムじゃないので珠。基本は竜舞をチラつかせつつ高火力で殴るポケモンであるが、たまには舞う。顔(というか竜舞)の圧がすごいのでだいたいオーガもイベルも引かない。あと弱保型が出てきたおかげで相手に余計な警戒をさせていた可能性がある。まあいつも通り強力だが安定しないポケモンであった。




カイオーガ@オボンのみ (あめふらし)

実数値(努力値):
207(252)-×-155(244)-170-160-112(12)
なみのり/かみなり/こごえるかぜ/でんじは

S:麻痺した最速黒バド抜き
HB:余り(ワイボとか耐える)

初手要員兼クッション。顔の強さを活かして対面したポケモン(イベルとか)にダイマを切らせることが出来る。あとはダイナとかその辺に麻痺を入れることでゼクロムで上からしばけるようになる。カイオーガというよりはミトムみたいなポケモンだった。相変わらずドラゴン禁伝にはめちゃくちゃ弱かった。あとグラードンとの同速対決は本当に地獄だった。




・バドレックス(こくばじょうのすがた)@きあいのタスキ (じんばいったい)

実数値(努力値):
175-×-100-217(252)-121(4)-222(252)
アストラルビット/ちょうはつ/リフレクター/ひかりのかべ

イベルホイホイ。壁を仕込むことでメタモンに対して申し訳程度の耐性を得たり適当なポケモン(チョッキディアとか)のダイマを枯らしたりゼクロムで舞ったりできる。粘土無しの壁はすぐ枯れるという問題があるが、襷バドは自然と死に際に壁を張れるのでその辺はよかった。挑発は便利だったが、シーズン終盤からめちゃめちゃ読まれるようになった。マッドショットを避けることに定評がある。地ならしにしないから……。




・ザシアン(けんのおう)@くちたけん (ふとうのけん)

実数値(努力値):
197(236)-232(164)-136(4)-×-136(4)-181(100)
きょじゅうざん/じゃれつく/インファイト/ワイルドボルト

H:6n-1
A:余り
S:準速マーシャドー+4

チキンレーサー(チキンレースをする者)。HDにしたりじゃれインファ石火にしたりしていたが、結局この型に落ち着いた。久し振りにHAザシアンを使ったが、やはり火力は正義だと感じた。一方でダイマイベルやゼクロムに普通に押し負けるのでやはり石火が欲しかった。まあたまに石火読みで変なことをされたので無くて良かったのかもしれない。聖炎は全部焼けた。




イベルタル@じゃくてんほけん (ダークオーラ)

実数値(努力値):
203(12)-×-121(44)-183(252)-119(4)-158(196)
あくのはどう/デスウイング/ねっぷう/ちょうはつ

H:4n-1
HB:特化巨獣斬耐え
C:ぶっぱ
S:最速ランド抜き

びっくり弱保マン。持つものがなかったのでディアルガを虐めるべく持たせたが、そこそこ発動して面白かった。イベルの雪崩で発動したときは爆笑した。1回マシャにACS二段階上昇をコピーされて真顔になった(勝った)。




メタモン@こだわりスカーフ (かわりもの)

実数値(努力値):
155(252)-×-×-×-×-×
へんしん

なんかいつもいるやつ。今回はスカーフで採用。ゼクロムやらイベルはザシに突破されるしザシやバドはバドに突破されるしゼクロムもゼルネも重いのでこいつを置いた。バドメタモンの並びはバドゼルネを割とフルボッコにできる。よくマーシャドーに処されていた。




戦績


TN へ山本
最高197X? 最終1950/108位

色々足りてない。今までで一番良い結果ではあるが、実力不足を痛感させられた。保存して最終2桁に乗せるより2000の夢目指して潜ることを選択したので後悔はしていないが、SVではもっと頑張りたい。あと2000チャレチャレで最終1位に当たるのは流石に事故だろと思った。



終わりに
剣盾もとうとう終わっちまいました。ようやく2000の背中が見えた感じがしたのがラストシーズンで残念です。シーズン36の牢獄にいつまでも居座るつもりはないのでSVまで持ち越しですね。初期や鎧環境のことはもはや覚えていないし冠や竜王はほぼやってないので思い出されるのはムキムキ伝説環境ばかりですが、なんだかんだで良いゲームでした。最後までお読みいただきありがとうございました。

スペシャルサンクス】
弊会長ことかんちゃろーさん
最終日泊めてくださったAIさん
最終日一緒に潜っていたサークルの皆さん
ポケットモンスター ソード・シールド

【剣盾S33シングル】(ここに二~四字熟語)ホウオウネクロ【最終1906/244位】

ouncerです。
剣盾シリーズ12も最後なので一応簡単に記事を書きます。

構築経緯

ダイマアタッカーとスカーフアタッカーが基本選出にいる構築を使いたいと思い、選出のパワーを高めるためにそれらは両方禁伝であることが望ましいと思った。要するに前前期のオーガゼクロムの再現。

珠のほうには相手の全てを破壊しきるに足るパワーが欲しかったので日食ネクロズマを選択し、それと相性がいいかつ気になっていたスカーフホウオウを採用した。あとは適当に補完して完成。

個別紹介
・ホウオウ@こだわりスカーフ (さいせいりょく)

実数値(努力値):213(252)-181(116)-110-×-174-128(140)
せいなるほのお/ブレイブバード/リフレクター/ひかりのかべ

H:3n
A:余り
S:準速ウオノラゴン抜き

京都。再生力と壁で相手をいなしたり聖炎で焼いたりスイープしたりする。サイクルしたかったのでSを削って耐久に回した関係上早いザシアンやバドを抜けていないが、まあこれでよかったと思う。Sがネクロと大体同じなのでちょっと便利だった。
京都の魂が足りないのか大事な場面で焼いてくれないことが確率以上にあったので引っ越しを検討している。

ネクロズマ(たそがれのたてがみ) @いのちのたま(プリズムアーマー)

実数値(努力値):179(52)-228(244)-147-×-129-124(212)
メテオドライブ/サイコファング/ロックブラスト/りゅうのまい

H:10n-1
A:偶数
S:余り(遅いオーガより速いくらい)

破壊枠。Sが微妙なうえジェットもないので舞ったり裏で麻痺を入れたりしなければならない。ロクブラのおかげでルギアや身代わりホウオウ・ヒトムに強いが、所詮ロクブラなので平常時の岩打点はあまり信用できない。鋼に打点がないが、HDナットや無振りディアルガ程度ならサイコで何とかなるくらいの破壊力がある。HBの日ネク・ナットは無理。
スカーフバドは余程珠が欲しいのか対面トリックしか押してこなかった。愉快

・ポリゴン2@しんかのきせき (トレース)

実数値(努力値):191(244)-100-118(60)-125-155(204)-72
イカサマ/れいとうビーム/じこさいせい/でんじは

H:16n-1
HB:ランドのA+1珠ジェット確定耐え
D:余り

普通のポリ。ランドサンダーバドあたりを受け、麻痺を撒き、ザシアンのBDを下げる。ホウオウの壁と合わせて無理やり相手のダイマを枯らすこともできる。普通。

カプ・レヒレ@こだわりメガネ (薄雾制造者)

実数値(努力値):159(108)-×-136(4)-146(140)-151(4)-137(252)
ハイドロポンプ/ムーンフォース/ちょうはつ/トリック

HB:陽気ウーラオスの鉢巻インファ(暗黒強打)を確定二耐え
C:余り
S:準速

非行に加担していたらしいポケモン。毒以外の全ての状態異常に弱いネクロを守るために薄雾を制造する。あとはラッキーあたりにメガネを押し付けたりムンフォで雑に削ったりする。ネクロとの相性はよかったがザシのワイボが一貫したり聖炎で燃えなくなったりとホウオウとの相性は諸説だった。

ナットレイ@オボンのみ (てつのとげ)

実数値(努力値):181(252)-114-152(4)-×-184(252)-22
ジャイロボール/タネマシンガン/やどりぎのタネ/のろい

いつもの。残飯オーガやゴチル意識でのろい型で採用。当初この枠はトドンだったが残飯オーガが世界に降り注いだせいで信用できなくなり、こいつを入れた。欠伸展開はできなくなったがもともとオーガ入りくらいにしか出していなかったのでまあ。

メタモン@きあいのタスキ (かわりもの)

実数値(努力値):155(252)-×-×-×-×-×
へんしん

50%。襷メタモンを使うのが下手なのでほぼ出さなかったが、バドとゼクロムディアルガを一回ずつ破壊したのでまあ良し。

戦績


19乗ってから2戦して脳の腐敗が進行していることを自覚し撤退。その後回していたサブロムで3回くらい選出が間に合わなかったので悔しいが正解だったということになる。
前期、今期とサークル全体が勢いづいていたのでもう少し頑張りたかったが適わなかった。構築と実力がその域に達していないのはともかく、集中力や体力の問題は致命的である。

終わりに
シリーズ12もとうとう終わってしまいました。今年4月に対戦に復帰し、5ヶ月間このルールに臨んできましたが、最終日まで真剣に取り組み始めた最初のルールであり、同時に最も成長したと思えるルールでした。現状剣盾で最も成績の良いルールでもあるので、来期からも頑張っていきたいですね。最後までお読みいただきありがとうございました。

スペシャルサンクス】
中間合宿を開いてくださったかんちゃろーさん
最終日泊めてくださったAIさん
最終日一緒に潜っていたつじさん、はるカイロさん
マリオパーティ スーパースターズ

【剣盾S31シングル】不安定オーガゼクロム【最終1911/184位】


初めまして、ouncerと申します。

今回は剣盾のシングルレートで最終1900を達成したので備忘録を記事の形で残そうと思います。

稚拙な文ですが最後まで読んでいただければ幸いです。

以下常体

構築経緯
今期はあまり時間がとれず対戦数をこなせないまま終盤が来てしまったのだが、前期の構築に明確な穴があったことを思い出したのでそれを改善して使おうと思った。

↓前期の構築

悪ウーラオスが重い、対ザシ黒馬が非常にきつい、ゼクロムより早いWキュレムがどうしようも無い等の欠点があったので、ほぼ出さなかったランドの枠を変えることにした。主要アイテムがほぼ埋まっていることもあって最適なポケモンの捜索は行き詰まり、ポリ2、ウーラオスミミッキュ辺りを考えていたところで最終日が来てしまったのでとりあえずミミッキュを突っ込んで完成とした。(そのせいで雷撃、根源、宿り木、じゃれ、電磁波と撃つ技がだいたい命中不安になってしまったので構築名に不安定がついた)

↓完成形

個別紹介
ゼクロム@いのちのたま(テラボルテージ)
実数値(努力値):175-202(252)-141(4)-×-120-156(252)
らいげき/げきりん/ダブルウイング/りゅうのまい

この構築の軸。持ち味の火力を活かすため珠で採用。積み技、というよりウォール媒体が欲しかったのでボディプではなく竜舞。長所は火力と特性無視と麻痺耐性、短所は技が基本一貫しないこととダイマが切れたあとの命中不安。クロスサンダーでは威力が足りないので仕方が無い。さらに言えば90族なのでランドには抜かれるしオーガレシラム辺りと同速ゲーをさせられるのが辛かった。
ザシアンに勝つためにSが1段階上がっていることと、Aが一段階上がっているかエレキフィールドであることが必要なので対面する前にその辺を整えるか、あるいはじゃれつくを持っていないことを祈る必要がある。逆に言えばそんだけすれば大体の禁伝をダイマが切れていようが持ってける。
メタモンを選出されがちだが、素げきりんは最大230しか入らないので削られていなければダイマ時は普通に耐えるしナットレイですぐ止まるのでそこまで困らなかった。竜舞は出来なくなるけど。
選出率2位

カイオーガ@こだわりスカーフ (あめふらし)
実数値(努力値):175-×-111(4)-202(252)-160-156(252)
しおふき/こんげんのはどう/れいとうビーム/かみなり

最強ポケモン。この構築の真の軸。ゼクロムが苦手なザシアン+地面に強かったり、雑に荒らしてゼクロムの圏内に入れたりできるのでスカーフで採用した。ほぼ全試合で投げたし、いくつかの試合はこいつだけで片付いた。ゴチルゼルを入れている関係でラッキーその他の前で1回突っ張ってみるという動きをよくやり、結構通った。
こいつに関してはほぼ根源を撃たないので別に不安定ではない。なんなら原始でいいかもしれない。こいつも90族なのでメタモンにコピーされたときにゼクロムが苦労していたが、同族に確定で負けるよりは50%で勝てた方が強いので調整する訳にも行かなかった。なんか知らんうちにスカーフオーガが減ったと聞いて浦島太郎の気分になった。
選出率1位

ナットレイ@たべのこし (てつのとげ)
実数値(努力値):181(252)-114-201(252)-×-137(4)-22
ジャイロボール/やどりぎのたね/ボディプレス/てっぺき

宿り木を全部当てたとてもつよいポケモン。対メタモンナットレイを重視しHBボディプで採用。役割はクッション、詰め、メタモンに対する引き先、日ネクやゲロゲの受けなど多岐にわたる。鉄壁を1回でも積んでいれば後出しのインファザシアンにも打ち勝てる(聖剣は無理、ほのおのキバは雨が降ってればいける)。よく雨が降る構築なのでそこも噛み合っていた。
相手の交代をかなり読みやすいポケモンなので、そこに合わせて何かすることでアドが取れる。メタモン受けではあるがこいつ自体鉄壁積んだ後にコピーされたらまずいので注意しなければならない。
余談だが、鉄壁をガン積みしていて宿り木が入っていれば火力の無いホウオウに勝てるらしい(勝った)。知らんうちに鉄壁ナットレイが減ったと聞いて浦島太郎の気分になった。
選出率3位

メタモン@きあいのタスキ (かわりもの)
実数値(努力値):155(252)-×-×-×-×-×
へんしん

スカーフ黒馬がキツすぎて入ってきたポケモン。初手に出して偵察したり選出画面で存在感を放ったりするのが仕事。こいつがいることでオーガのスカーフが見えにくくなっている気がする。上三体で怪しいゼルネアスに割と強いが、なんか普通にオーガで破壊したりしてたのでこいつでコピーすることはあまりなかった。こんなポケモンを使っている以上文句は言えないが同速対決は大体負けた。S個体値は把握していないし努力値もHしか振っていないがそのせいで負けたことは無かった。そんなもん。
選出率4位

ゴチルゼル@カゴのみ (かげふみ)
実数値(努力値):177(252)-×-161(252)-115-131(4)-85
アシストパワー/コスモパワー/わるだくみ/ねむる

元々はナットレイ咎めるために入ってきたポケモンカイオーガと相性が良く、オーガが呼ぶハピラキ、ナットレイ、トドン辺りに強い。こいつで対応できないオーガ受けであるチョッキオーガやヌケニンにはゼクロムが強いのでそこら辺も噛み合っていた。とは言うものの、前期は頑張ってくれたが今期は見せポケと化していた。使うのが下手になってしまったのかもしれない。ナットレイは普通に選出された。
選出率6位

ミミッキュ@ゴツゴツメット (ばけのかわ)
実数値(努力値):131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
じゃれつく/かげうち/でんじは/のろい

妙なポケモン。他に持たせるものがなかったので襷ウーラオス対策で妙なアイテムを持たせた。割と役に立っていたのでこれで正解だったと思う。ゴツメが1回入ったH252ザシアンに対するゼクロムのダイサンダーがちょうど乱数50%らしい。
最終日の17時に適当に育成したので努力値も技も雑だが、ちゃんと仕事を果たしてくれた。分母が少ないのでなんとも言えないがこいつを選出するようにしてからザシ黒馬には全勝している。やったね。こいつもメイン技の命中不安を背負っており、実際じゃれ外しで1回負けた。が、よく考えたらプレイングでケアできたやつだった。かなしい。
選出率5位

選出

基本選出。基本はオーガ初手でゴリ押す。ザシイベルのみゼクロムから入って初手に出てくるイベルにダイジェット→ダイサンダーを押す。ザシディアルガとかもこれで頑張る。

+or
メタモンが刺さってたら。メタモンが初手のときもある。


対ザシ黒馬はだいたいこれ。ダイマはオーガに切る。


ミミッキュを出したいとき。

+oror
ゴチれそうなとき。

苦手な相手
ナットレイ
禁伝が両方止まるので辛い。HBはオーガでゴリ押せるしHDはゼクロムの起点なので前期は気にしていなかったが、世界に突然HD身代わりナットレイが降り注いだので詰んだ。ナットレイの起点ではある。

・Wキュレム
特に最速珠がキツい。オーガの攻撃は通らないしゼクロムは上からワンパンされるのでどうにかしてミミッキュで麻痺を入れるとかメタモンで上手いこと倒すとかしなければならない。ばけのかわ貫通も辛い。

ディアルガ
パーティの全員が有効打を持たれる上に硬いという化け物。何とかダイマを枯らして処理するしかない。

ガマゲロゲ
貯水でもすいすいでも辛い。ダイナックル持ち以外はナットレイで止まるのが救い。

・エースバーン
珠も襷も温存されると辛い。温存されなければ別に。

ランドロス
ゼクロム展開の邪魔だし珠ジェットを許した時点でまずいことになる。

ゴルーグ

(ゴルーグゼクロムを止めるのは白き英雄の方で、白き英雄のゴルーグは色違い)
いない。多分重くない。

戦績

最高レートは1940代で、次の2桁チャレンジに敗れたあと連敗した。1番不安定なのはプレイヤーというオチ。その後なんとか1900まで戻した段階で限界が来た。

終わりに
ここまで読んで下さりありがとうございました。前期は最終1897だったので今回は最終1900代に乗せられて嬉しいです。デフレシーズンだったことを考えると自分にしてはよくやった方だとは思いますが如何せん対戦数が足りず、そこは悔いが残っています。ミミッキュ入りにしてから40戦程度しかやってないし。次にいつちゃんとポケモンができるか分かりませんがその時はもっと頑張ろうと思います。

スペシャルサンクス】
前期泊めてくれたかんちゃろーさん
今期泊めてくれたAIさん
その他最終日一緒に潜っていたサークルの皆さん
Fall Guys: Ultimate Knockout