【SVシングルS15】構築・無かった・記事【最終2096/136位】

今回は日記みたいなもんであんまり構築記事では無いです
自戒記事


最終日の経緯
今期は考えていた構築がことごとく頓挫した結果、構築無し・2ROM3桁後半くらいという状態で最終日に臨むことになってしまった。
そんなこんなで29日の午後から突貫で構築を考えた結果、今月後半くらいに竜舞羽カイリュー剣舞ウーラを触っていたこともあってスカトリサーフゴーからそいつらを展開する構築を組むことにした。そこに別で対面強そうだと思っていたチョッキコノヨと電磁波挑発カミをとりあえず突っ込み、受け破壊枠を添えて↓の形になった(午後7時くらい)。カイリューは使ってみたかった前期3位のやつにした。

一応これで片ROMを2000に乗せたのだが、もう片方で回したら19後半からほぼノンストップで3000位とかまで溶けたのでこれではどうしようもないと判断した。
弱かった原因としては、まず構築全体のパワーの低さが挙げられる。コノヨザルは刺されば強いが所詮猿であり、カミカイリューもパワーというよりは偉さを優先した構成であるため突貫で作ったこの構築ではその強みを発揮できていなかった。サフゴはトリックに命を懸けているので炎ポンなどがいた場合に選出しづらく、蛇はガリガリである。そんななので各々が刺さる構築以外には勝てなかったのだ。また、ただ使いたいポケモンを詰め込んだだけのこのパーティには協調性というものが無く、選出の柔軟性がまるで無かった。ようは構築じゃなかったということだ。

そんなこんなでまたパーティを作り直す必要が生じたのだが、そんな急に完成度の高い構築を組めるわけが無いので上のやつの問題点を上辺だけ解決しつつパワーを引き上げることにした。
まず前のパーティではガチグマに対抗できる手段がサフゴのトリックかだいたい初手で死んでるコノヨザルしかなかったので、噛み合い以外でこの化け物を処理できなかった。そこでカイリューでガチグマに勝てるようになる毒菱を撒け、対面性能も高いオボンオオニューラを猿の代わりに採用した。更にパーティの出力不足を解消するため、カイリューをテラスが必須ではない&パワーの高い神速地震型に変更し、受け崩し枠をガリガリからムキムキにした。(午前4時くらい)↓

一応これで200~800位をうろちょろし、9時までやって最終2096で着地した。21チャレは8時台に1回やって負けた。
ただ、正直言ってこのパーティも完全に破綻しており、およそ構築と呼べるものではなかったのでただの噛み合い。


個別紹介とか
以下簡潔に個体紹介
カイリュー@クリチャ ノーマル
神速地震羽竜舞
D厚めの意地HADS

ポケットモンスター。原案の電テラだと主にパオカイガチグマに対してあまりに苦しかったので神速になった。
ステラバや眼鏡のカミ意識でDに厚く振ったが、主にそれ以外の特殊に対してそこそこ活きて強かった。挑発カミだけ無理すぎたが。
雑に強いという意味でこの構築を象徴する存在。


サーフゴー@スカーフ 飛行
ゴラシャドボトリック再生
臆病HCS(参考:【ポケモンSVシングル】S13使用構築 最終361位 レート2003.738 欺瞞ニョロボン太鼓バトン - 駄目人間草子
無断転載なので要請があれば削除します、社会人の必読書なので全人類このブログを読みましょう)

トリッカー。スカトリは噛み合えば強いし、当然詰めとしても優秀だった。こいつはプレイングポケモンだと思うが最終日に急に使いだしたこともあり絶対使いこなせてなかった。
炎ポンがパーティ単位であんまり受かってないので奴がいるだけで投げづらいのが一番の欠点。


ハバタクカミ@ブエナ ノーマル
ムンフォたたりめ電磁波挑発
臆病BSぶっぱ

風。挑発が本質だった気がするが、パーティがガタガタだったので上手く活躍させられず、搦手系の構築くらいにしか出さなかった。まあでもカミはカミなので普通に強い。
テラスは何でも良かったのでカミとかイトウに対して1ターン貰えるノーマルにした(1回だけ切った)。


ウーラオス(水)@パングロ 水
水流ドレパン剣舞アクジェ
意地ASぶっぱ

パワー。剣舞をすると試合に勝つ。毒になってもカミのステラバで結局死ぬしなーというのと火力がアホになるので水テラで使っていたが、終盤はステラバカミを見かけなかったので一考の余地がある。でもまあパングロ水テラスは相手の計算を狂わせられるので普通に強いと思う。


オオニューラ@オボン 軽業 鋼
フェイタルインファ猫毒菱
意地HABS(ウーラに勝てるやつ)

対面駒兼毒菱撒き。重いガチグマに毒を入れたくて採用したのに、初手に毒テラHBガチグマが出てくるとそのまま負けるというどうしようもない欠陥が発覚したので最後のほうはガチグマ入りには全く出さなかった。あと、相手をゴーストタイプにするので神速カイリューと致命的に(フェイタルだけにw)相性が悪かった。何をされてる方?
そんなこんなで信用を失くし最後の方はほぼ選出しなかった。まあカミウーラには強かったけど。


ガチグマ(赫)@シルク 毒
ブラムハイボ嘘泣き真空波
控えめHCD(S11で使った個体)

パワー2。主に受け構築を意識して採用したが、対面駒としても強いのでそれ以外の構築に出しても活躍してくれた。以上。


最後のほうにやっていた選出は主に二種類で
カイリューサフゴ@1
中継ぎorスイーパーとしてカミウーラを置いたり、雰囲気初手ウーラしたり。めっちゃ刺さってたらオオニューラも出す。

②ガチグマウーラカイリュー
NO知性選出。一応ウーラオスはカミと電テラパオ以外は雑殴りでボコせて、カイリューがその狩り残しをスイープしつつブエナカミを起点にできるのでそこの相性は悪くなかった。挑発カミ+裏のすごいのには勝てないが。

①はトリックとかの噛み合い次第と言われれば否定できないし、②はそもそも納得いく選出が思いつかないから無理やり投げてゴリ押していたみたいなところがあるのでこのパーティも終わっていた。


一応ボツになった連中のなかでも強かったコノヨザルだけ紹介しておくと
憤怒ドレパン冷パン命懸け@チョッキ 炎
意地HAS(準速カイリュー抜き)
対面性能自体は高かったのだが遅いので結局11交換止まりであり、裏がカイリューサフゴとかで全然対面的じゃないみたいなことが頻発して全く嚙み合っていなかった。本来こんな選出をする予定ではなかったのだが、構築がガタガタすぎて結構こういう出し方をしてしまっていたせいで活躍させられなかったのだろう。また、スカーフ飛テラバランドがやたらいたのも向かい風であった。


結果と振り返り

多分このパーティでは最後の30戦くらいしかしてない。最終盤の噛み合いによってそれなりのレートに着地したが、目を見張る結果というほどのものでもないしそもそも構築が破綻してちゃ全く意味ないということで今期は何の成果も得られなかった。二月はそれなりにポケモンをやっていたはずなのだが、終盤の環境で勝てる構築がどうしても思いつかず噛み合いから脱することができなかったのが悔しい。レギュFはまだ二か月もあるので次は自分の納得のいく構築を組みたい。

もしここまで読んでくださった方がいれば今期は京ポケや水素鯖の先輩方がもっとすごい構築ですごい結果を残しておられるのでこんなのより是非そちらをご覧ください。

【SVシングルS13】一富士二井戸三茄子【最終2109/51位】

時報

ポケモンサークルの副会長になりました、ouncerです。
今期はレート2100・最終二桁・最高順位更新を達成しました。よかったね

構築経緯
HB欠伸ガチグマの対物理性能に「おかしい」を感じたのでここから組み始めた。
展開よりはサイクル系の構築が使いたかったので、欠伸からの積み展開がメインというよりは物理・特殊受け+攻め駒1体のような出し方をする構築を目指すことにした。

まず特殊受けとして、ガチグマとサイクル回数が合っている、またはブラッドムーンと合わせて相手のサイクル回数を減らしに行けるポケモンを探したが、後者は見つからなかったので前者の条件に当てはまっており補助技で相手の行動を阻害できるハピナスを採用した。というか、前期ガチグマ+ハピナスを使っている方に当たったのを思い出し、試してみたらいい感じだったのでそのまま採用した。

次に、この二体のサイクルは一致テラスタルの水ウーラオス・炎オーガポンには崩されうるほか、トリック持ちのサーフゴーに弱すぎるので攻め駒としてその辺に強い最速水オーガポンを採用した。また同じく炎オーガポンを上からワンパンでき、つぶてで飛テラトドロクツキに強く出られ、受け崩しもできる鉢巻パオジアンを同時に採用した。

ここまでで対パオジアンが結構苦しい、殴れる毒菱撒きがつらい、キノガッサどうすんのなどの問題が発生していたため、裏選出として初手要員のHBブエナ甘えるカミと積みエースの耐久振りスケショカイリューを採用した。


個別紹介
以下採用順
・ガチグマ(アカツキ)@たべのこし (しんがん) テラス:フェアリー

実数値(努力値):
220(252)-×-181(196)-163(60)-85-72
ブラッドムーン/だいちのちから/つきのひかり/あくび

H:つきのひかりの効率意識で偶数
HB:カイリューのA特化鉢巻飛行テラバ低乱数二発(14.0%)
パオジアンのA特化鉢巻等倍氷柱落とし低乱数二発(2.3%)
ウーラオスのA特化抜群インファイト+半減インファイト確定耐え
ウーラオスのA特化パングロ抜群ドレパン+等倍水流連打確定耐え
C:ブラッドムーンで無振りパオジアン高乱数一発(87.5%)

富士(火山なので)。おかしい。あまりに高い物理耐久と高速再生技、起点回避技を両立していながら火力も出せるという山にして林だが火でもあるポケモン
基本的に初手に投げて積極的にテラスタルを切っていく。というかテラスを切らないと大抵の物理に対して受け出し性能が確保できない(調整意図にもある通り一応水ポンを絡めれば水ウーラ程度なら受け出せる)。飛行タイプの身代わり+積み技に弱いが、硬すぎるので有限のツキやカイリュー程度なら何とかなっていた。
大地の枠は真空波と選択で、真空波だとパオジアン等の行動回数を減らせるが、どこからでも起点にされるようになるので大地とした。
テラスは逆鱗やスケイルショットでのゴリ押しを拒否できるフェアリーとしたが、代わりにアイヘ怯みでゴリ押しされるようになったので苦しかった。
見ての通り努力値がかつかつであり、鉢巻パオジアンにブラッドムーンを耐えられることが最終日だけでも2回あった。




ハピナス@オボンのみ (しぜんかいふく) テラス:みず

実数値(努力値):
331(4)-×-62(252)-95-205(252)-75
れいとうビーム/めいそう/でんじは/タマゴうみ

特殊絶対止める茄子(止めるだけ)。そういうことなのでこの構築の勝ちパターンは大体TODである。オボンを持つことで立ち回りが若干楽になる・相手視点の確定数をずらせるということでラッキーではなくこっち。
最初はステロ撒いてガチグマで昆布できるようにしていたが、試合への貢献度が薄かったので代わりに電磁波を採用した。これによってガチグマがたまにウーラオスとかオーガポンの上を取れるようになったり、裏のアタッカーがブエナ瞑想カミとかの上を取れるようになって急所避けゲーをする必要がなくなったりしてより安定した立ち回りが可能となった。
ただ、カイリューに麻痺が入ると欠伸で流せなくなって終わる可能性があるので、せめてテラスを切らせられるようにウェポンを冷ビとした。副産物としてガチグマの天敵こと渦アンコカイリューに対していい感じに立ち回れるようになったが、代わりに弱保っぽいカイリューを触れなくなってしまった。
ガチグマが状態異常に弱いのでしぜんかいふくも結構噛み合っていて良かった。




・オーガポン@いどのめん (ちょすい→おもかげやどし) テラス:みず

実数値(努力値):
155-172(252)-105(4)-×-116-178(252)
ツタこんぼう/ウッドホーン/じゃれつく/つるぎのまい

井戸少年。ミラー意識で最速。
構築経緯に書いた通り上記二体の弱点を補強でき、またガチグマの欠伸からの剣舞コンボもある。
少しくらい耐久に振ってウーラオスやカミあたりに対して安定させたかったが、火力もカツカツだったのでかなわず、非常に儚かった。




・パオジアン@こだわりハチマキ (わざわいのつるぎ) テラス:あく

実数値(努力値):
155-189(252)-101(4)-×-85-187(252)
つららおとし/かみくだく/サイコファング/こおりのつぶて

ド級の崩し。オーガポンをワンパンできるので水ポンの役割を一部代替できるほか、ガチグマが起点にされうる飛テラトドロクツキを先制技でワンパンできたりママンバレルみたいなサイクルを雑に壊したりできるので採用した。
普通の構築相手だとあまりこいつにテラスを切れる展開にならなかったので、戯れに受けルのドヒドを破壊できる超テラとかでも良かったと思う。




・ハバタクカミ@ブーストエナジー (こだいかっせい) テラス:みず

実数値(努力値):
159(228)-×-110(196)-156(4)-156(4)-165(76)
ムーンフォース/シャドーボール/あまえる/いたみわけ

いつもの1。ボックスにいたHBカミを適当に連れてきたので調整意図不明。
甘える+積み技コンボがしたかったのと、パオジアンに勝つために甘える痛み分けで採用した。ただ冷静に考えればこいつでパオを倒す必要は無いので、素直に電磁波で良かったような気がする。




カイリュー@いかさまダイス (マルチスケイル) テラス:フェアリー

実数値(努力値):
197(244)-172(20)-116(4)-×-128(60)-123(180)
スケイルショット/じしん/りゅうのまい/はねやすめ

いつもの2。採用理由は毒菱を踏まないこと。
カミの甘えるから繋いで積んでいく。こいつを出すときは大抵ガチグマを出していないので欠伸展開に組み込まれることは無かった。
最終日に当たったキョジオーンは非妖テラのみがまもばかりだったので起点にすることができた。
スケショの命中率がちゃんと9割だったので強かった。



選出
・ガチグマ+ハピナス+水ポンorパオ ほぼこれ
・ガチグマ+水ポン+パオ
・カミ+カイリュー+水ポンとか



苦しいポケモン
・身代わり瞑想痛み分けカミ
・チョッキ地割れランド
・アンコ剣舞炎ポン



戦績



TN富竹二等陸尉 最高最終2109 51位
TNouncer 最終2048 151位

今期はポチべも無く元日くらいまで2ROM19止まりでしたが、最終日に上振れて21に乗せることが出来ました。3日に初詣に行ったからでしょうか。何にせよ2024年は良いスタートを切れたのでこれからも精進します。

終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。1月は多分潜れませんが蒼炎オフには参加するのでよろしくお願いします。それでは。

スペシャルサンクス】
最終日合宿の場所を提供してくれた俺
RTA in Japan

【SVシングルS11】個性なし対面シオ~【最終2112/105位】

ouncerです。
今期はレート2100を達成したので記事を書きます。

構築経緯

前期11位の方が使っていた両刀弱保カイリューのケアのしにくさ、決まったときの制圧力の高さが非常に強力だと思ったのでこれを軸に構築を組み始めた。
まず、このカイリューは弱保が発動しなかったときのパワーが弱く、特に竜舞カイリューに容易に起点にされるのが弱点だと感じたので、相手の積みをある程度咎められてカイリューに強く出られるブーストエナジー持ちの甘える痛み分けハバタクカミを採用した。
次に、この2体で厳しい赫月ガチグマに強く出られる襷水ウーラオスと炎オーガポンを採用し、さらに崩せる対面駒として嘘泣き赫月ガチグマを入れた。
最後に、イダイトウ系統の構築に勝てなかったので見えにくい対策枠としてHB水テラスキョジオーンを突っ込んで完成。

個別紹介
カイリュー@じゃくてんほけん (マルチスケイル) テラス:はがね

実数値(努力値):
197(244)-198(204)-123(60)-120-120-90
しんそく/アイアンヘッド/じしん/りゅうせいぐん

HB:カイリューの特化鉢巻逆鱗最高乱数切り耐え
HD:ハバタクカミの臆病眼鏡テラスムンフォ最高乱数切り耐え

新時代のカイリュー。対面で弱保を起動してもらって神速とテラスを駆使して裏までぐちゃぐちゃにする動きが強力だった(炎ポンの型破りがんぷうやウーラのアイススピナーを受けてもブエナカミのシャドボを耐えるくらいの体力は残る)。
中盤~終盤あたりでこの型のカイリューが増加し、流石にそれ以前ほどは刺さらなくなったがそれでも無数に存在する他の型のカイリューを考慮すると弱保をケアするのは非常に難しいと思ったのでこの型をずっと使い続けた。
流星群はここぞというときにめちゃくちゃ外れた。あとミラーが地獄だった。




・ハバタクカミ@ブーストエナジー (こだいかっせい) テラス:みず

実数値(努力値):
135(36)-×-107(252)-161(44)-156(4)-194(172)
ムーンフォース/シャドーボール/あまえる/いたみわけ

HB:カイリューのA-1特化タイプ一致アイヘ最高乱数切り耐え
HD:赫月ガチグマの特化ブラッドムーン+しんくうは耐え
S:+2最速カイリュー抜き

最強。ほとんどの物理に対してストッパーとして機能する。クリチャは普通に踏んだら死亡だが、カイリューは持ち物がダイスに固定されるスケショが主流だったので割り切っていた。
このポケモンの一番強いところは相手にめちゃくちゃテラスタルを切らせることにあると思っているが、今回もそれを遺憾無く発揮してくれた。
A下げてテラバが特殊になったカイリューに間違えてムンフォを撃ったときのCダウン率100%。




・オーガポン@かまどのめん (かたやぶり→おもかげやどし) テラス:ほのお

実数値(努力値):
155-172(252)-105(4)-×-116-178(252)
ツタこんぼう/ウッドハンマー/がんせきふうじ/みがわり

竈門少年。ミラー意識で脳筋ASで採用した。
技構成は急にカバルドンとかをワンパンできるウッドハンマー、ほのおタイプ意識のがんせきふうじ、欠伸や電磁波をカットしたりママンボウ対策になったりするみがわり。ウッドハンマーは相手の想定外の草火力を急に押し付けられるので面白かった。+1で無振りガブとかが飛ぶ。
ツタこんぼうは無駄急所にしか当たらなかった。




・ウーラオス(れんげきのかた)@きあいのタスキ (ふかしのこぶし) テラス:ゴースト

実数値(努力値):
175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
すいりゅうれんだ/インファイト/アクアジェット/ちょうはつ

おかしいクマ1。普通の対面駒だが、今期はステロが少なかったのでカイリューともども裏に置きやすかった。
挑発は何かと偉いので入れたが、ゴツメカイリューが誰も氷技をケアしてくれなかったのでアイスピで良かった気がする。
やっぱりミラーが地獄。




・ガチグマ(アカツキ)@シルクのスカーフ (しんがん) テラス:どく

実数値(努力値):
209(164)-×-141(4)-198(196)-98(100)-78(44)
ブラッドムーン/ハイパーボイス/うそなき/しんくうは

HB:カイリューの特化飛行テラバ2耐え(目安)
HD:C実数値170サーフゴーの眼鏡ゴールドラッシュ耐え
H:上記を両立したらなんか16n+1になってキモい
C:11n

おかしいクマ2。すでに何人か殺してそうな顔をしている。破壊できそうなときに前に出して破壊していた。
大地を撃ちたい相手がどうせテラスを切ってくる地面4倍勢しかいなかったので、代わりに嘘泣きを入れて毒テラと合わせて受けルをカモっていた。タラプカイリューとかにも泣きを入れる。
またこの構築で唯一どくびしが回収できる駒で、オオニューラとかが見えたときに初手でテラスを切りながら破壊しつつカイリューとかと合わせてどくびしを回収することもあった。
持ち物はノマテラなしでも圧力がすごくなるシルクのスカーフを採用した。




・キョジオーン@たべのこし (きよめのしお) テラス:みず

実数値(努力値):
207(252)-120-200(252)-×-111(4)-55
しおづけ/じこさいせい/てっぺき/ボディプレス

対イダイトウ決戦兵器。最初は汎用性を考慮しつつドドゲザンや電テラオボンパオジアンなどを使っていたがイダイトウに全然勝てなかったので御大に来てもらった。
結局イダイトウ入りにしか出さなかったが、イダイトウは絶対出てきてカモれたので良かった。
ぶっちゃけイダイトウ自体は水テラしおづけだけで勝てるので技構成は汎用性があり、かつイダイトウ入りによくいるガチグマやカイリューに強めの鉄壁ボディプにした。
こいつが入ると構築の顔が引き締まって良い。



戦績


TNouncer 最高最終2112
TN夜神月 最高20XX 最終ワンダー

とんでもねえインフレですね。二桁には届かなかったけど一応確認できるものでは過去最高レートらしいです。そろそろダブルにも手を付けたいと思っているので今後も頑張ります。

終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。四か月ぶりに記事が書けて良かったです。それでは。

スペシャルサンクス】
最終日合宿の場所を提供してくれたJynさん
最終日一緒に潜っていたふぉーすさん、凛香さん、ラドゥンさん、はるかいろさん、ポポノタン
牛すじ煮込み

【SVシングルS7】三千年カミミミズ【最終2033/73位】

ouncerです。
今期は二桁乗ったので記事を書きます。

構築経緯

ブーエナ瞑想ハバタクカミを使おうと思ったが、身代わりを入れると技範囲がどうしても狭くなるのでミミズズを採用して実質的な身代わりとすることで技スぺを圧縮し、ついでに特殊を呼んで起点にすることを考えた。また、ミミズズを物理の前に繰り出すために特殊にはめっぽう強いチョッキディンルーを採用した。
次に入れ得ポケモンのパオジアンと、崩し要因として眼鏡イーユイを入れた。最後にここまでで毒びしとガッサがゲロかったので、バレルを入れて完成。

個別紹介
・ミミズズ@オボンのみ (どしょく) テラス:フェアリー

実数値(努力値):
176(244)-106(4)-216(252)-×-76(4)-65(4)
ボディプレス/アイアンヘッド/てっぺき/しっぽきり

H:カタスト意識で偶数
S:ハッサム意識

ゲテモノ。物理の前に出して特殊引きを読んでしっぽきりでカミを出して起点にするというのを想定して採用した。引いてこなくても遅くて硬いので別に良い。最強ポケモンのパオジアンに強いのが良かった。ほのおテラバは知らん。Sheer Cold? Chill out.
技はメインウェポンのボディプ、ミミとかに打つアイヘ、ラス1物理対面の詰めに使える鉄壁と本体のしっぽきり。鋼技は耐久振りカミへの威力が相当変わるヘビボンも考えたが、フェアリーテラスを切ったディンルーやカイリューに対してダメージが期待できないのでやめた。
テラスは格闘に強くて耐性も良いフェアリーとした。イダイナキバをいじめることもできる。
特殊耐久が無さ過ぎてカミのダイフェアリーとかで死にかける。




・ハバタクカミ@ブーストエナジー (こだいかっせい) テラス:みず

実数値(努力値):
157(212)-×-89(108)-168(100)-156(4)-182(84)
ムーンフォース/シャドーボール/サイコショック/めいそう

HB:ミミッキュの補正無し珠テラス影打ち耐え
カイリューの特化飛行テラバの乱数意識(75%耐え)
HD:ハバタクカミの眼鏡テラスムンフォ耐え
C:無振りイーユイをムンフォで確定二発
S:最速ドクガ+4

ツワモノ。しっぽきりから積んで全抜きする。もちろん普通に出しても強い。
増えていたガモスやどくタイプを考えるとサイコショックは必要で、サーフゴーやほのお、はがねにテラスタルした相手への打点としてシャドボも切れなかったので3W瞑想になった。みがわりも欲しかったが、しっぽきりや相手視点(特にパオジアンやチオンジェンなど)考えなければならない幻影のみがわり"Phantom Substitute"で補っていた。
ミミズズのしっぽはミミズズの体力依存の身代わりなので、HPの低いカミと相性が良い。また、カイリューなどにテラスタルを切らせ、ミミズズのボディプが通るようにすることもできる。
その性質上裏から出てくるタスキポケモンが重いが、この構築にはステルスロックを撒いてきそうなやつが二体もいるのでパオジアンに代表されるタスキ持ちは初手以外には置きにくくなっている。実際こういった事例はガッサがたまに出てくるくらいだった。
テラスタイプははがね、みず、ほのおを半減できるみずとした。バレパン、ドロポン、オーバーヒートに強くなるのは言うまでもなく、ミミズズがとにかく呼ぶ鉢巻炎テラガブに対処できるようになる。
終盤鋼テラバツツミがそこそこいたのが苦しかった。




・ディンルー@とつげきチョッキ (わざわいのうつわ) テラス:フェアリー

実数値(努力値):
239(68)-178(252)-146(4)-×-114(108)-75(76)
じしん/カタストロフィ/ヘビーボンバー/テラバースト

H:16n-1
A:特化

バケモノ。対特殊最強。第2のファントムステルスロッカー。
ミミズズとサイクルしたりカタストで良い感じに削ったりしていた。特にラッシャやディンルーはカタストロフィを撃たないとまともに削れないので重宝していた。今更語ることは少ないが、味方にしても敵に回しても非常に強力なポケモンであった。
ディンルーディンルーディンルーちゃん!




・パオジアン@きあいのタスキ (わざわいのつるぎ) テラス:ゴースト

実数値(努力値):
155-189(252)-101(4)-×-85-187(252)
つららおとし/かみくだく/せいなるつるぎ/こおりのつぶて

バケモノ。行動保障があったほうが使いやすいと思っているので襷。
初手でパオジアン、イーユイ、テツノツツミと対面したときはほぼ全部聖剣を押し、相手のパオジアンの襷が発動したらだいたいミミズズに引いていた。引けるので意地。
テラスは切羽詰まったとき(パオジアンがつららで怯ませてきたときなど)に切った。
やっぱり駄目だわこのポケモン




・イーユイ@こだわりメガネ (わざわいのたま) テラス:フェアリー

実数値(努力値):
131(4)-×-100-187(252)-140-167(252)
かえんほうしゃ/あくのはどう/オーバーヒート/テラバースト

バケモノ。ディンラッシャのような低速サイクルのほか、キョジオーン、チオンジェン、テツノカイナ、コノヨザル、セグレイブなどの有象無象を葬り去る。ミミズズのしっぽきりなどを用いてこいつの行動回数を稼ぐのが強力だった。
テラスタイプはカイリューやディンルーに対してテラバで打点を持て、格闘を半減にできるフェアリーとした。
ところで、この構築には災厄ポケモンが三体も採用されているが、これらのポケモンたちは中国がモチーフとされている。中国といえば四千年の歴史を持つことで有名であり、災厄ポケモンは全部で四体。つまり災厄ポケモンたちはそれぞれ千年分の価値を持っており、この構築は三千年構築と言える。はい。




モロバレル@だっしゅつパック (さいせいりょく) テラス:みず

実数値(努力値):
219(236)-×-132(236)-105-105(36)-50
リーフストーム/ヘドロばくだん/どくどく/キノコのほうし

H:3n
B:11n

オキモノ。もともとこの枠はガッサ対策としてラム飛行テラバカイリューを採用していたが、結局カイリューにテラスを切ったうえで岩石封じを撃たれるとなんも強くなかったし、毒びしが本当にどうしようもなかったので突っ込んだ。一応マリルリとかにも強い。
例によってほぼ出さなかったが、基本選出で強めなサーフゴーを呼ぶなどの活躍を見せた。
たまに出すと相手のムンフォやアクブレで帰っていった。



戦績



TNイーユイ秋山 最高最終2033 73位
TNouncer 最高2018 最終宇宙

人が少なすぎて二桁を取れました。成績としてはS5のほうが上だと思いますが順位の上では過去最高です。レギュCは勝ててこそいましたがやるたびに心が壊れていくのを感じたので精神的な負担がとても大きいルールだったんだと思います。それはそうとなんだかんだ三期連続で2000以上に乗せられているので今後も頑張りたいですね。来期は多分まともに潜れませんが。

終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。レギュDは楽しみですが来期は潜りすぎると色々ドブに捨ててしまう可能性があるのでせいぜい気を付けます。それでは。

スペシャルサンクス】
最終日泊めてくださったふぉーすさん
最終日一緒に潜っていたおきなさん、凛香さん、しほピさん、iLuCaさん、エンジンくん
マインスイーパ

【SVシングルS6】小生憤慨カミツツミ【最終2026/160位】

うおおおおおおおおおおおおん!小生憤慨!!!

失礼しました、ouncerです。
今期の名目は2ROM2000です。


構築経緯

広範囲、高火力、高速、行動保証という四皇を併せ持ち、さらに最強技†でんじは†も使えて初手適正の高い襷ハバタクカミを使いたかった。この時点である程度対面的な構築になるので、打ち合い性能が極めて高く、別の構築で使っていて使用感が良かったチョッキセグレイブと組ませることにした。
次に対面選出の最後の駒として上2体と縦の相性が良く、やはり極めて高い対面性能を持つブーストエナジーテツノツツミを採用した。
この時点で厳しいのがヘイラッシャ+ジバコイルやディンルー、キョジオーンなどのデカブツだったので、そいつらに強いチオンジェンを採用した。残りの2枠にはチオンジェンを選出できるようにするために耐久テツノドクガと、どくびし無効かつ対面操作が出来てハバタクカミ、ディンルー、パオジアン、セグレイブ辺りに強めなハッサムを入れた。

個別紹介
・ハバタクカミ@きあいのタスキ (こだいかっせい) テラス:ノーマル

実数値(努力値):
131(4)-×-75-187(252)-155-205(252)
ムーンフォース/シャドーボール/でんじは/ちょうはつ

とても強いポケモン。基本は初手に出して自分より速いポケモンとテツノドクガにはでんじは、何か企んでそうなやつにはちょうはつ、それ以外には通る技を撃つ。襷が残りそうで、なおかつ必要そうなときは裏に置くこともあった。
テラスタイプはHPが1でも残っていればミミッキュを0点にしうるノーマルとした。他の選択肢としては一致の2つがあると思うが、今回はこのポケモンに積極的にテラスタルを切りたい構築ではなかったので、リーチを伸ばすよりも弱点を無効にできる緊急回避的なテラスタイプのほうが合っていると判断した。こういう個体数が多くなく、(少なくとも襷が割れていないうちは)ケアしにくいテラスタルはやはり強力だと感じた。
技構成は一致技2つと裏のサポートができるでんじはは確定で、最後の1つは色々なポケモンの色々な行動を防げるちょうはつとした。マジカルフレイムはほとんどハッサムピンポイントになり、サイコショックモロバレルやらに対してはちょうはつのほうが役に立つ場面が多く、テツノドクガにはでんじはを撃つので不採用とした。いたみわけを入れても良かったと思うが、切れる技がなかった。でんじはと後述のツツミやチオンジェンのみがわりが自然とコンボになるのはよかった。
スカーフイーユイへのでんじはは命中率が72%になるのがつらかった。




・セグレイブ@とつげきチョッキ (ねつこうかん) テラス:じめん

実数値(努力値):
207(132)-216(252)-117(36)-×-110(28)-115(60)
つららばり/きょけんとつげき/じしん/こおりのつぶて

H:16n-1
HB:パオジアンの補正無し珠聖剣確定耐え
パオジアンの補正無し鉢巻テラス噛み砕く最高乱数切り耐え
HD:イーユイの特化火炎放射確定2耐え
S:麻痺したスカーフ準速イーユイ抜き

小生のポケモン。レギュBで学んだとおり、ハバタクカミと相性が良い。カミがイーユイやドクガに麻痺を入れるので上から殴ることが出来る。要するに耐特殊炎性能を買って採用しているわけだが、普通にスカーフイーユイに怯まされるのがいただけなかった。
対戦相手が読み師ばかりで馬鹿正直にこおりのつぶてを押している余裕がなかったので、詰め段階以外ではほぼ押さなかった。
テラスタイプはテラス時・非テラス時両方の火力を重視してじめんとした。他だとミラー、パオジアン、ヘイラッシャ、アーマーガアなどにそれぞれ強く出られるのだろうが、安定して高火力を出せるようになるじめんが結局一番強いと考えた。このポケモンを選出したときは基本的にこいつにテラスを切るのだが、裏で切ったほうが強そうだったり、そもそもこのポケモンの素の耐性が必要だったりする場面もあるので慎重になる必要があった。
つららばりの威力は50で、つららおとし(威力0)より高いので採用した。




・テツノツツミ@ブーストエナジー (クォークチャージ) テラス:みず

実数値(努力値):
147(124)-×-135(4)-176(252)-4-189(124)
ハイドロポンプ/フリーズドライ/みがわり/アンコール

HD:ハバタクカミの補正無しムンフォ最高乱数切り耐え
チオンジェンの4振りギガドレイン確定耐え
S:準速ハバタクカミ抜き抜き(準速ツツミ抜き)

ずるいポケモン。テラスタイプ以外は前期と同じ。
パルデアに存在するポケモンのうち、特性を無視すればセグレイブとユキノオー以外の全てのポケモンに対して一致110or140を等倍で超高速から押し付けられる(ツツミとパルシェンは特殊技が効果ばつぐん)ので当てさえすれば非常に強い。逆に、等倍フリーズドライなんて一切強くないのでこのポケモンを採用するのであればドロポンを恐れてはならないと思った(もちろん回数を減らす努力は必要だが)。
今期はできるだけドロポンのリーチを伸ばしたかったのと、そもそもアンコールを押したくなくなっていたのでゴーストではなくみずテラスとした。ついでにゴールドラッシュと炎技が半減となる。アンコールという技は相手が引くか引かないかで実質命中率50%なので基本相手が物理的に引けないときしか使わなかった。
HP1のハバタクカミからこのポケモンに引いたら格闘技が飛んでくる、というのが3回くらいあった。ポケモントレーナーは前を見ていない。




・チオンジェン@たべのこし (わざわいのおふだ) テラス:フェアリー

実数値(努力値):
177(132)-106(4)-145(196)-×-176(36)-108(140)
やどりぎのタネ/はたきおとす/まもる/みがわり

H:16n+1
HB:パオジアンの補正無し珠つららおとし最高乱数切り耐え(目安)
D:11n
S:無振りサーフゴー+4

癒しポケモン。上3体がバケモノ数値受けに弱いのでそういうのに出す。つもりだったが、イルカマンとかアーマーガアとかセグレイブとかも重かったうえ、そもそもディンルーとかいうバケモノの代表が結構な数の構築に採用されているので、想定より多くの試合で選出した。遅いサーフゴーやアンコールカイリューを意識してHPを削ってSを伸ばしたが、後者は前期より高速化していて全く上を取れなかったので、S振りはミラーくらいにしか活きなかった。2回くらい同速チオンジェンに遭遇した。
技構成は本体のやどりぎのタネ、HP管理のためのまもる、役割対象たちのじわれから身を守るためのみがわりまでは確定で、@1は最後の15試合くらいだけはたきおとすで使用したが、それまではA0あくのはどう個体を使っていた。あくのはどうの利点は威力が安定していること、テツノツツミに半分入ること、怯むことなどだが、そもそもテツノドクガやハバタクカミは種族値の関係上ブーストエナジー前提でも叩きのほうが入るので身代わりを割りやすく、持ち物を落とせるという利点も大きいので叩き落とすに変更した。役割対象たちの残飯やチョッキ、後出しされるポケモンの火力強化アイテムを消せるのが強かった。
テラスタイプはどく、ほのお、みずあたりと選択で、ドクガを入れる前は裏の毒無効と合わせてどくびしを回収するためにどくにしていたが、ドクガを入れた後は悪耐性の維持や格闘耐性などを評価してフェアリーとした。くさ・あくというタイプは耐性が終わっていると言われるが、半減もかなりの数あるのでこのレベルの性能があればテラスタルを温存して立ち回ることも可能であった。
仕方ないことではあるが、宿り木を四回連続で外したり四回連続で痺れたりと運負けを呼ぶポケモンであった。




・テツノドクガ@くろいヘドロ (クォークチャージ) テラス:どく

実数値(努力値):
187(252)-×-106(204)-161(4)-147(28)-133(20)
ほのおのまい/あさのひざし/どくびし/ふきとばし

HB:ハバタクカミの補正無し眼鏡サイコショック最高乱数切り耐え
HD:イーユイの特化悪の波動ほぼ2耐え
S:準速80族抜き

難しいポケモン。カミやサフゴ、ドクガを受けてどくびしを撒く。つもりだったが、チオンドクガを出すときはたいてい相手にディンルーがいるわけで、奴が生きているうちは無限に後投げされるし、裏にどくタイプがいるならどくびしも撒けないのでチオンジェンとかがディンルーを削った後でないと仕事がしにくかった。ただ、Cの上がったドクガを流せるという点は代わりが利かなかった(サイコキネシス……?)。
くろいヘドロは確定数をずらす・だらだらしてるだけで回復するという点が強かったが、ステロが痛すぎたのでブーツでも良かったと思う。




ハッサム@オボンのみ (テクニシャン) テラス:みず

実数値(努力値):
177(252)-166(4)-152(252)-×-100-85
バレットパンチ/とんぼがえり/どろぼう/つるぎのまい

器用貧乏なポケモン。テツノドクガが前にいるときにどくびしが撒かれると回収できないが、ハッサムは毒無効なのでそれを緩和できる。また、チオンジェンはパオジアンに剣舞の隙を与えるが、それをある程度なんとかできる。ほのおテラスパオジアン?負けで良いです。
ディンルーがいるのにチオンジェンが出せない状況をとんぼがえりで誤魔化すという役割もあるが、チオンジェンが出せない状況というのは割と相手にイーユイがいて、そういうときはハッサムなんか出せないのでいろいろ嚙み合っていなかった。
サーフゴーに対して引ける駒がドクガしかいないため、泥棒で打点を持たせている。2回くらいヘイラッシャの残飯を奪った。
テラスタイプについては特に言うことがない。



戦績




今期は最終週に急に勝てなくなり、さらにとてつもない不運に襲われてひっくり返っていましたが、なんとか2000に載せることはできました。構築の完成度も低く、反省も多いのでこれからも精進します。余談ですが、5/27に行われた関西ポケサー連盟オンライン対戦会にもほぼ同じ構築で出場していました。

終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。対面選出メインで構築を組んだつもりが最終日は半分以上の試合でチオンジェンを投げていた気がします。今月後半はポケモンしかしていなかったので最終まあまあ勝てて良かったです。来期はつららおとしを撃つ側に回ることを目標にしたいと思います。それでは。

スペシャルサンクス】
最終日泊めてくださったAIさん
最終日一緒に潜っていたかんちゃろーさん、つじさん、水素さん
ハリー・ポッターと秘密の部屋

【SVシングルS5】叫ぶ!回る!噴射する!パラDX災禍剣【最終2108/78位】

ouncerです。
今期は初の2ROM2100&二桁を達成できたので記事を書きます。

構築経緯

4月中盤頃、パオジアン・ディンルー・コノヨザルという初手要員三銃士に安定して仕事ができて、天敵のサーフゴーが(当時は)減っていた電磁波ステロサケブシッポに目をつけた。麻痺した相手に対して身代わりを置く動きをやりたかったので身代わり残飯イダイナキバとブーエナツツミを採用し、毒菱を回収するために殴れる毒タイプとしてテツノドクガを入れた。
サケブシッポ+テツノドクガだとディンルー+サーフゴーにテンポを取られるので、その辺に強い第二の初手要因として襷パオジアンを採用した。ここまででガッサがどうしようも無いので、お守りとしてイダイナキバが出せないミトムにも強いモロバレルを入れて完成。

個別紹介
・サケブシッポ@オボンのみ (こだいかっせい) テラス:ノーマル

実数値(努力値):
220(236)-×-132(100)-86(4)-145(76)-157(92)
マジカルシャイン/でんじは/ステルスロック/アンコール

H:4n
HB:特化パオジアンのつららおとしの最大ダメージが109(低乱→高乱でオボン食わずに死んだりしない)
HD:特化イーユイのほのおテラスオーバーヒート確定耐え
臆病眼鏡イーユイのオーバーヒート最高乱数切り耐え
S:最速コノヨザル抜き

組み始め。壁+積みやバトンはディンルーのふきとばしでお終いなので電磁波ステロアンコールで採用。残り一枠にはパオジアンに確2取れてその他にも申し訳程度の打点となるマジカルシャインを入れた。ちなみにHDオボンディンルーは確定6発である。
そもそもステロの通りがありえないほど良い環境だったのと、初手のパオジアンにステロ撒きながら対面勝てたり、相手のなにかしらをアンコールして裏でなんやかんやできる点が強かった。
やってることはだいたいデカヌチャンだが耐久が段違いであり、あちらと違ってサーフゴーに何も出来ない点を差し引いても非常に使いやすかった。
アンコール+無効タイプのあるテラスは正義なのでノーマルテラスにしたが、特に切らなかったので鋼でも良かったかもしれない。
使い始めてからしばらくしたら普通にサーフゴーが湧いてきたので非常に困った。




・イダイナキバ@たべのこし (こだいかっせい) テラス:みず

実数値(努力値):
209(148)-189(164)-152(4)-×-52(80)-140(125)
じしん/アイススピナー/ビルドアップ/みがわり

ダイナ。前期のシグマさんの構築記事から丸パクリした(最終1位おめでとうございます)。物理の前で身代わりを残して裏の特殊ごと貫く。
自身のSが微妙なので身代わり残飯とか関係なく電磁波と相性が良かった。
ところで、じしんとアイススピナーだけだとただのマンムーだが、ここにグラスフィールドを加えると……?そう、コンボである。何気なく使っていたが、途中で当たったケンイチがそれを教えてくれた。




・テツノドクガ@とつげきチョッキ (クォークチャージ) テラス:はがね

実数値(努力値):
178(180)-×-83(20)-188(84)-132(12)-157(212)
ほのおのまい/ヘドロウェーブ/アシッドボム/サイコキネシス

HBD:臆病ハバタクカミのムンフォ+コショック耐え
S:最速コノヨザル抜き

毒菱回収要因兼対特殊駒兼崩し。最初は毒菱を撒いていたが、刺さりが悪かったため普通に殴ることになった。サケブシッポが苦手なサーフゴーやテツノドクガに後投げが安定するようにチョッキを持たせた。
役割対象の毒タイプに勝つためにサイコキネシスを入れ、ブーエナハバカミに強く出られるアシッドボムを入れたらディンルーに対して0点になったが、技構成はこれで完結していると思う。アシッドボムはサーフゴーに撃つとカイリューが死んで面白かった。
水テラバとかしていた時期もあったが、構築単位で重いハバタクカミに確実に勝つためにコショックを半減にできる鋼テラスとした。ついでに神速も半減。




・テツノツツミ@ブーストエナジー (クォークチャージ) テラス:ゴースト

実数値(努力値):
147(124)-×-135(4)-176(252)-4-189(124)
ハイドロポンプ/フリーズドライ/みがわり/アンコール

HD:臆病ハバタクカミのムンフォ最高乱数切り耐え
S:準速ハバタクカミ抜き抜き(準速ツツミ抜き)

インチキポケモン。今更話すことがない。
Sを削った耐久振りで採用したが、適当な攻撃を2耐えしたりハバタクカミに対して大抵2回動けたりヘイラッシャのウェーブタックルを身代わりが確定耐えしたりと生きる場面は多かった。しかし、たまにブーエナハバカミに抜かれたりエナジーを吐いたあと最速パオジアンに抜かれたりで負けることもあったので一長一短。
神速カイリューが泣き喚き、ドレパンマンたちも恐怖に震えるゴーストテラスで採用した。アンコール+無効タイプ持ちテラスは正義。このおかげで相手の大抵の先制技にリスクを付けられるので後述のパオジアンとの相性がすこぶる良かった。




・パオジアン@きあいのタスキ (わざわいのつるぎ) テラス:ゴースト

実数値(努力値):
155-189(252)-101(4)-×-85-187(252)
つららおとし/かみくだく/せいなるつるぎ/こおりのつぶて

後述のパオジアン。真のインチキポケモン。アホ。威力85のねこだましが使えることで有名。
最速かどうかでS関係が変わるのが同族とマスカーニャくらいだったのでリーチの伸びる意地で採用。サケブシッポが出せないディンルー+サーフゴーなどに対して初手に選出するほか、ステロ撒きがいない構築に対しては裏に置くこともあった。
不意択がしょうもなかったのでつぶてにしたが、別に不意打ちでも良かった気がする。
カイリューに負けるのはしょうもないのでゴーストテラス。最強だった。
余談だが、つららおとしを撃つ毎に感謝の気持ちを伝えることで命中率を100%にすることができるらしいので試してみて欲しい。




モロバレル@だっしゅつパック (さいせいりょく) テラス:はがね

実数値(努力値):
207(140)-×-132(236)-118(100)-104(28)-50
リーフストーム/ヘドロばくだん/こうごうせい/キノコのほうし

HB:テラス時特化パオジアンのつららおとし+せいなるつるぎ耐え
C:H155ハバカミのD+1身代わりをリーフストームで確1

キノコ除けのキノコ。基本選出で重めなミトムハッサム絡みのサイクルに強い。
最終日の朝、身代わり瞑想ハバタクカミの身代わりを割るためにCに振ったが、その後一度も選出しなかった。



戦績




初の2100、初の二桁順位を2ROMで取ることが出来たので満足です。ランクマやってて満足いく結果になるのがなんだかんだ初めてなのでとても嬉しいです。後輩もできたのでこれからも精進します。

終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。サケシ強かったです。今期でTNネルケともお別れかもしれないと思うと涙が止まりません。最後はネルケからの挨拶で締めたいと思います。それでは。

スペシャルサンクス】
最終日泊めてくださったAIさん
最終日一緒に潜っていたかんちゃろーさん、つじさん、水素さん
トリコ

一回生振り返り

4月 京ポケに入った
5月 ミニ京大カップ(ベスト8) 連盟杯1(6位) 初合宿
6月 連盟杯W(2位) 連盟交流会 オーガゼクロム
7月 連盟杯2(8位)
8月 ホウオウネクロ
9月 連盟杯3(7位) 京阪神公対戦会(予選落ち)
10月 連盟トーナメント(一没) へ山本
11月 フィナーレオブガラル(予選落ち) ポ21タ杯(優勝) R団運動会(予選落ち) 京大カップ(4位)
12月 連盟対戦会(ベスト8)
1月 渉外になる
2月 関西一回生交流会 ノコッチ
3月 三校交流会 初運営