【SVシングルS15】構築・無かった・記事【最終2096/136位】

今回は日記みたいなもんであんまり構築記事では無いです
自戒記事


最終日の経緯
今期は考えていた構築がことごとく頓挫した結果、構築無し・2ROM3桁後半くらいという状態で最終日に臨むことになってしまった。
そんなこんなで29日の午後から突貫で構築を考えた結果、今月後半くらいに竜舞羽カイリュー剣舞ウーラを触っていたこともあってスカトリサーフゴーからそいつらを展開する構築を組むことにした。そこに別で対面強そうだと思っていたチョッキコノヨと電磁波挑発カミをとりあえず突っ込み、受け破壊枠を添えて↓の形になった(午後7時くらい)。カイリューは使ってみたかった前期3位のやつにした。

一応これで片ROMを2000に乗せたのだが、もう片方で回したら19後半からほぼノンストップで3000位とかまで溶けたのでこれではどうしようもないと判断した。
弱かった原因としては、まず構築全体のパワーの低さが挙げられる。コノヨザルは刺されば強いが所詮猿であり、カミカイリューもパワーというよりは偉さを優先した構成であるため突貫で作ったこの構築ではその強みを発揮できていなかった。サフゴはトリックに命を懸けているので炎ポンなどがいた場合に選出しづらく、蛇はガリガリである。そんななので各々が刺さる構築以外には勝てなかったのだ。また、ただ使いたいポケモンを詰め込んだだけのこのパーティには協調性というものが無く、選出の柔軟性がまるで無かった。ようは構築じゃなかったということだ。

そんなこんなでまたパーティを作り直す必要が生じたのだが、そんな急に完成度の高い構築を組めるわけが無いので上のやつの問題点を上辺だけ解決しつつパワーを引き上げることにした。
まず前のパーティではガチグマに対抗できる手段がサフゴのトリックかだいたい初手で死んでるコノヨザルしかなかったので、噛み合い以外でこの化け物を処理できなかった。そこでカイリューでガチグマに勝てるようになる毒菱を撒け、対面性能も高いオボンオオニューラを猿の代わりに採用した。更にパーティの出力不足を解消するため、カイリューをテラスが必須ではない&パワーの高い神速地震型に変更し、受け崩し枠をガリガリからムキムキにした。(午前4時くらい)↓

一応これで200~800位をうろちょろし、9時までやって最終2096で着地した。21チャレは8時台に1回やって負けた。
ただ、正直言ってこのパーティも完全に破綻しており、およそ構築と呼べるものではなかったのでただの噛み合い。


個別紹介とか
以下簡潔に個体紹介
カイリュー@クリチャ ノーマル
神速地震羽竜舞
D厚めの意地HADS

ポケットモンスター。原案の電テラだと主にパオカイガチグマに対してあまりに苦しかったので神速になった。
ステラバや眼鏡のカミ意識でDに厚く振ったが、主にそれ以外の特殊に対してそこそこ活きて強かった。挑発カミだけ無理すぎたが。
雑に強いという意味でこの構築を象徴する存在。


サーフゴー@スカーフ 飛行
ゴラシャドボトリック再生
臆病HCS(参考:【ポケモンSVシングル】S13使用構築 最終361位 レート2003.738 欺瞞ニョロボン太鼓バトン - 駄目人間草子
無断転載なので要請があれば削除します、社会人の必読書なので全人類このブログを読みましょう)

トリッカー。スカトリは噛み合えば強いし、当然詰めとしても優秀だった。こいつはプレイングポケモンだと思うが最終日に急に使いだしたこともあり絶対使いこなせてなかった。
炎ポンがパーティ単位であんまり受かってないので奴がいるだけで投げづらいのが一番の欠点。


ハバタクカミ@ブエナ ノーマル
ムンフォたたりめ電磁波挑発
臆病BSぶっぱ

風。挑発が本質だった気がするが、パーティがガタガタだったので上手く活躍させられず、搦手系の構築くらいにしか出さなかった。まあでもカミはカミなので普通に強い。
テラスは何でも良かったのでカミとかイトウに対して1ターン貰えるノーマルにした(1回だけ切った)。


ウーラオス(水)@パングロ 水
水流ドレパン剣舞アクジェ
意地ASぶっぱ

パワー。剣舞をすると試合に勝つ。毒になってもカミのステラバで結局死ぬしなーというのと火力がアホになるので水テラで使っていたが、終盤はステラバカミを見かけなかったので一考の余地がある。でもまあパングロ水テラスは相手の計算を狂わせられるので普通に強いと思う。


オオニューラ@オボン 軽業 鋼
フェイタルインファ猫毒菱
意地HABS(ウーラに勝てるやつ)

対面駒兼毒菱撒き。重いガチグマに毒を入れたくて採用したのに、初手に毒テラHBガチグマが出てくるとそのまま負けるというどうしようもない欠陥が発覚したので最後のほうはガチグマ入りには全く出さなかった。あと、相手をゴーストタイプにするので神速カイリューと致命的に(フェイタルだけにw)相性が悪かった。何をされてる方?
そんなこんなで信用を失くし最後の方はほぼ選出しなかった。まあカミウーラには強かったけど。


ガチグマ(赫)@シルク 毒
ブラムハイボ嘘泣き真空波
控えめHCD(S11で使った個体)

パワー2。主に受け構築を意識して採用したが、対面駒としても強いのでそれ以外の構築に出しても活躍してくれた。以上。


最後のほうにやっていた選出は主に二種類で
カイリューサフゴ@1
中継ぎorスイーパーとしてカミウーラを置いたり、雰囲気初手ウーラしたり。めっちゃ刺さってたらオオニューラも出す。

②ガチグマウーラカイリュー
NO知性選出。一応ウーラオスはカミと電テラパオ以外は雑殴りでボコせて、カイリューがその狩り残しをスイープしつつブエナカミを起点にできるのでそこの相性は悪くなかった。挑発カミ+裏のすごいのには勝てないが。

①はトリックとかの噛み合い次第と言われれば否定できないし、②はそもそも納得いく選出が思いつかないから無理やり投げてゴリ押していたみたいなところがあるのでこのパーティも終わっていた。


一応ボツになった連中のなかでも強かったコノヨザルだけ紹介しておくと
憤怒ドレパン冷パン命懸け@チョッキ 炎
意地HAS(準速カイリュー抜き)
対面性能自体は高かったのだが遅いので結局11交換止まりであり、裏がカイリューサフゴとかで全然対面的じゃないみたいなことが頻発して全く嚙み合っていなかった。本来こんな選出をする予定ではなかったのだが、構築がガタガタすぎて結構こういう出し方をしてしまっていたせいで活躍させられなかったのだろう。また、スカーフ飛テラバランドがやたらいたのも向かい風であった。


結果と振り返り

多分このパーティでは最後の30戦くらいしかしてない。最終盤の噛み合いによってそれなりのレートに着地したが、目を見張る結果というほどのものでもないしそもそも構築が破綻してちゃ全く意味ないということで今期は何の成果も得られなかった。二月はそれなりにポケモンをやっていたはずなのだが、終盤の環境で勝てる構築がどうしても思いつかず噛み合いから脱することができなかったのが悔しい。レギュFはまだ二か月もあるので次は自分の納得のいく構築を組みたい。

もしここまで読んでくださった方がいれば今期は京ポケや水素鯖の先輩方がもっとすごい構築ですごい結果を残しておられるのでこんなのより是非そちらをご覧ください。