【SVシングルS13】一富士二井戸三茄子【最終2109/51位】

時報

ポケモンサークルの副会長になりました、ouncerです。
今期はレート2100・最終二桁・最高順位更新を達成しました。よかったね

構築経緯
HB欠伸ガチグマの対物理性能に「おかしい」を感じたのでここから組み始めた。
展開よりはサイクル系の構築が使いたかったので、欠伸からの積み展開がメインというよりは物理・特殊受け+攻め駒1体のような出し方をする構築を目指すことにした。

まず特殊受けとして、ガチグマとサイクル回数が合っている、またはブラッドムーンと合わせて相手のサイクル回数を減らしに行けるポケモンを探したが、後者は見つからなかったので前者の条件に当てはまっており補助技で相手の行動を阻害できるハピナスを採用した。というか、前期ガチグマ+ハピナスを使っている方に当たったのを思い出し、試してみたらいい感じだったのでそのまま採用した。

次に、この二体のサイクルは一致テラスタルの水ウーラオス・炎オーガポンには崩されうるほか、トリック持ちのサーフゴーに弱すぎるので攻め駒としてその辺に強い最速水オーガポンを採用した。また同じく炎オーガポンを上からワンパンでき、つぶてで飛テラトドロクツキに強く出られ、受け崩しもできる鉢巻パオジアンを同時に採用した。

ここまでで対パオジアンが結構苦しい、殴れる毒菱撒きがつらい、キノガッサどうすんのなどの問題が発生していたため、裏選出として初手要員のHBブエナ甘えるカミと積みエースの耐久振りスケショカイリューを採用した。


個別紹介
以下採用順
・ガチグマ(アカツキ)@たべのこし (しんがん) テラス:フェアリー

実数値(努力値):
220(252)-×-181(196)-163(60)-85-72
ブラッドムーン/だいちのちから/つきのひかり/あくび

H:つきのひかりの効率意識で偶数
HB:カイリューのA特化鉢巻飛行テラバ低乱数二発(14.0%)
パオジアンのA特化鉢巻等倍氷柱落とし低乱数二発(2.3%)
ウーラオスのA特化抜群インファイト+半減インファイト確定耐え
ウーラオスのA特化パングロ抜群ドレパン+等倍水流連打確定耐え
C:ブラッドムーンで無振りパオジアン高乱数一発(87.5%)

富士(火山なので)。おかしい。あまりに高い物理耐久と高速再生技、起点回避技を両立していながら火力も出せるという山にして林だが火でもあるポケモン
基本的に初手に投げて積極的にテラスタルを切っていく。というかテラスを切らないと大抵の物理に対して受け出し性能が確保できない(調整意図にもある通り一応水ポンを絡めれば水ウーラ程度なら受け出せる)。飛行タイプの身代わり+積み技に弱いが、硬すぎるので有限のツキやカイリュー程度なら何とかなっていた。
大地の枠は真空波と選択で、真空波だとパオジアン等の行動回数を減らせるが、どこからでも起点にされるようになるので大地とした。
テラスは逆鱗やスケイルショットでのゴリ押しを拒否できるフェアリーとしたが、代わりにアイヘ怯みでゴリ押しされるようになったので苦しかった。
見ての通り努力値がかつかつであり、鉢巻パオジアンにブラッドムーンを耐えられることが最終日だけでも2回あった。




ハピナス@オボンのみ (しぜんかいふく) テラス:みず

実数値(努力値):
331(4)-×-62(252)-95-205(252)-75
れいとうビーム/めいそう/でんじは/タマゴうみ

特殊絶対止める茄子(止めるだけ)。そういうことなのでこの構築の勝ちパターンは大体TODである。オボンを持つことで立ち回りが若干楽になる・相手視点の確定数をずらせるということでラッキーではなくこっち。
最初はステロ撒いてガチグマで昆布できるようにしていたが、試合への貢献度が薄かったので代わりに電磁波を採用した。これによってガチグマがたまにウーラオスとかオーガポンの上を取れるようになったり、裏のアタッカーがブエナ瞑想カミとかの上を取れるようになって急所避けゲーをする必要がなくなったりしてより安定した立ち回りが可能となった。
ただ、カイリューに麻痺が入ると欠伸で流せなくなって終わる可能性があるので、せめてテラスを切らせられるようにウェポンを冷ビとした。副産物としてガチグマの天敵こと渦アンコカイリューに対していい感じに立ち回れるようになったが、代わりに弱保っぽいカイリューを触れなくなってしまった。
ガチグマが状態異常に弱いのでしぜんかいふくも結構噛み合っていて良かった。




・オーガポン@いどのめん (ちょすい→おもかげやどし) テラス:みず

実数値(努力値):
155-172(252)-105(4)-×-116-178(252)
ツタこんぼう/ウッドホーン/じゃれつく/つるぎのまい

井戸少年。ミラー意識で最速。
構築経緯に書いた通り上記二体の弱点を補強でき、またガチグマの欠伸からの剣舞コンボもある。
少しくらい耐久に振ってウーラオスやカミあたりに対して安定させたかったが、火力もカツカツだったのでかなわず、非常に儚かった。




・パオジアン@こだわりハチマキ (わざわいのつるぎ) テラス:あく

実数値(努力値):
155-189(252)-101(4)-×-85-187(252)
つららおとし/かみくだく/サイコファング/こおりのつぶて

ド級の崩し。オーガポンをワンパンできるので水ポンの役割を一部代替できるほか、ガチグマが起点にされうる飛テラトドロクツキを先制技でワンパンできたりママンバレルみたいなサイクルを雑に壊したりできるので採用した。
普通の構築相手だとあまりこいつにテラスを切れる展開にならなかったので、戯れに受けルのドヒドを破壊できる超テラとかでも良かったと思う。




・ハバタクカミ@ブーストエナジー (こだいかっせい) テラス:みず

実数値(努力値):
159(228)-×-110(196)-156(4)-156(4)-165(76)
ムーンフォース/シャドーボール/あまえる/いたみわけ

いつもの1。ボックスにいたHBカミを適当に連れてきたので調整意図不明。
甘える+積み技コンボがしたかったのと、パオジアンに勝つために甘える痛み分けで採用した。ただ冷静に考えればこいつでパオを倒す必要は無いので、素直に電磁波で良かったような気がする。




カイリュー@いかさまダイス (マルチスケイル) テラス:フェアリー

実数値(努力値):
197(244)-172(20)-116(4)-×-128(60)-123(180)
スケイルショット/じしん/りゅうのまい/はねやすめ

いつもの2。採用理由は毒菱を踏まないこと。
カミの甘えるから繋いで積んでいく。こいつを出すときは大抵ガチグマを出していないので欠伸展開に組み込まれることは無かった。
最終日に当たったキョジオーンは非妖テラのみがまもばかりだったので起点にすることができた。
スケショの命中率がちゃんと9割だったので強かった。



選出
・ガチグマ+ハピナス+水ポンorパオ ほぼこれ
・ガチグマ+水ポン+パオ
・カミ+カイリュー+水ポンとか



苦しいポケモン
・身代わり瞑想痛み分けカミ
・チョッキ地割れランド
・アンコ剣舞炎ポン



戦績



TN富竹二等陸尉 最高最終2109 51位
TNouncer 最終2048 151位

今期はポチべも無く元日くらいまで2ROM19止まりでしたが、最終日に上振れて21に乗せることが出来ました。3日に初詣に行ったからでしょうか。何にせよ2024年は良いスタートを切れたのでこれからも精進します。

終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。1月は多分潜れませんが蒼炎オフには参加するのでよろしくお願いします。それでは。

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